2026.01.10

1月も中旬に入り、高松の商店街を歩く方々の装いもすっかり厚手になりましたね。暖房の効いた室内と、冷え込みの厳しい屋外との寒暖差で、メガネが曇って困るというお声もよく耳にします。また、空気が澄んでいる分、遠くの景色は綺麗に見えますが、室内では乾燥で目が疲れやすい季節でもあります。
みなさま、こんにちは。メガネのタナカヤです。
さて、新しい年を迎えて「心機一転、メガネの雰囲気をガラリと変えたい」というご相談が増えています。その中で、よく話題に上がるのが「フチなしメガネ」です。
「素顔っぽくて素敵だけど、私が掛けると地味に見えないかしら?」
「昔の政治家みたいに、ちょっとお堅い印象になりそうで・・・」
そんな不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今日は、そんなフチなしメガネの本当の魅力と、若々しく見せるためのちょっとしたコツについて、温かいお茶でも飲むような気分で読んでいただければ幸いです。

フチなしメガネは、選び方ひとつで「老けて見える」こともあれば、「洗練された大人の余裕」を演出することもできる、奥深いメガネです。
先日も、こんなお客様がいらっしゃいました。
「ずっと黒縁のメガネを掛けていたんだけど、少し顔周りを明るくしたくてフチなしに挑戦したいの。でも、なんだか昔のおじいちゃんが掛けていたイメージがあって・・・」と、50代の女性のお客様が少し恥ずかしそうにご相談くださいました。
実はこの「老けて見えるかも」という不安、その原因の多くは「レンズの形(玉型)」にあるんです。
一昔前に流行した、天地幅(レンズの縦幅)が極端に狭い横長の長方形や、逆に真ん丸すぎる形を選んでしまうと、どうしても時代を感じさせてしまったり、お顔の印象がボヤけてしまったりすることがあります。フチなしメガネそのものが古いのではなく、「今の自分に合ったレンズの形」を選べていないことが、違和感の正体なんですよ。
フチなしメガネの最大の魅力は、お顔の印象を邪魔せず、自然で上品な知性を演出できることです。

メガネの主張が少ないため、アイメイクや眉の形が映えやすく、ビジネスから冠婚葬祭までどんなシーンにも馴染みます。
フチ(リム)がない分、視界を遮るものがなく広々と感じられるのも大きな利点です。また、フレームの重さが軽減されるため、「掛けていることを忘れるような軽さ」を求める方にはぴったりです。
今のトレンドや骨格に合わせ、「レンズの形(シェイプ)」を自由にオーダーメイドできるのがフチなしの醍醐味です。
ここが私たちプロの見せ所なのですが、
フチなしメガネは、実はレンズの形をお客様のお顔に合わせて「変更」できる場合があります
(※だだし、フレームの構造によって、できないものもあります)。
既製品の形のまま掛けるのではなく、あなたの頬骨の高さや眉のラインに合わせて、1ミリ単位でレンズの形をデザインし直す。そうすることで、「地味」ではなく「洗練された素顔」が完成します。これは、私たち1級眼鏡作製技能士が最も得意とする提案の一つです。
構造上、フチのあるメガネに比べるとデリケートなため、片手での掛け外しは避け、メンテナンスをこまめに行う必要があります。
「使いやすいですか?」というご質問に対しては、正直に申し上げますと、フルリム(全枠)のメガネよりは丁寧な扱いが必要です。ネジが緩みやすかったり、衝撃でレンズが欠けやすかったりする面はあります。ですが、その「物を大切に扱う所作」さえも、掛けこなす方の品格として映るのがフチなしメガネの良いところでもあります。

私たちは、ただ棚にあるメガネを売るだけではありません。あなたのお顔の骨格、視線の癖、そしてライフスタイルに合わせた「1ミリ単位の調整」を何より大切にしています。
フチなしメガネは、レンズを支える枠がない分、フィッティング(掛け具合の調整)の精度が見え方にダイレクトに影響します。
レンズの角度が少しでもズレると、乱視の軸が回ってしまったり、見え方に歪みが生じたりしやすいのです。だからこそ、タナカヤでは昭和13年の創業以来培ってきた技術で、お客様一人ひとりの骨格に吸い付くようなフィッティングを行います。
「レンズの形をもう少しだけ丸くしたい」
「笑った時に頬に当たらないようにしたい」
そんな細かなご要望も、ぜひ遠慮なく仰ってください。既製品をそのまま掛けるのではなく、あなただけのバランスに仕立て上げることで、フチなしメガネは最高の相棒になります。
お客様から店頭でよくいただくご質問をまとめました。
フチのあるメガネに比べると、どうしても強度は劣ります。ぶつけたり、踏んでしまったりするとレンズが割れる可能性があります。ただ、最近はレンズ素材も進化していますので、測定の際にライフスタイルに合わせて最適な素材をご提案いたします。
構造上、使用しているとネジや留め具が緩むことはあります。ですが、メガネのタナカヤでは緩みにくい特殊なパーツの使用や、定期的なメンテナンスを行っております。高松の商店街にお越しの際は、クリーニングがてらお気軽にメンテナンスにお立ち寄りくださいね。
作成自体は可能ですが、レンズの厚みが側面から見えてしまうため、「レンズの厚さが気になる」という方には、厚みが目立ちにくい加工や、別のフレームタイプをご提案する場合もあります。まずは度数を確認させていただき、仕上がりの厚みイメージをお伝えしますのでご安心ください。
「フチなしは老ける」のではなく、「選び方とフィッティング次第で、誰よりも若々しく知的になれる」のが正解です。
ネットで検索して画像を見ているだけでは、本当の似合う形や、掛け心地の良さは分かりません。ぜひ一度、南新町のお店に遊びにいらしてください。「ちょっと試着だけ」でも大歓迎ですよ。あなたのお顔立ちが一番美しく見えるレンズの形を、私たちが一緒に考えさせていただきます。
他店様で購入されたメガネの調整についても、「有料」とはなりますが承っております。お困りの際はご相談ください。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。
店舗情報:メガネのタナカヤ南新町本店
創業: 昭和13年(1938年)
住所: 香川県高松市南新町3-1
電話: 087-834-3734
営業時間: 10:00〜18:30
定休日: 水曜日
保有資格: 1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)
店舗情報
メガネのタナカヤの原点です。ご要望をおうかがいした上で、1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)が確かな技術と安心でお客様に最適なメガネをご提案いたします。お子様からシニア世代まで幅広いラインナップを揃えております。