2026.05.05

初夏のさわやかな風が心地よい季節になりましたね。高松でも、連休を使ってサンポートあたりを散歩されたり、おうちの縁側でゆっくり過ごされたりする方が多いのではないでしょうか。まとまったお休みだからこそ、読みたかった本を一気に読もうと思ったのに、なんだか目が疲れてしまって文字がかすんでしまう。そんなふうに感じていらっしゃる方もおられるかもしれませんね。見えにくさを感じながらの読書は、せっかくのくつろぎの時間を台無しにしてしまいます。その不安やイライラするお気持ち、とてもよく分かりますよ。
文字を追い続けるための目の筋肉が悲鳴を上げているサインです。無理をして見続けることで、眼精疲労が蓄積してしまいます。
先日も、同じようなお悩みを持たれた50代の男性のお客様がいらっしゃいましてね。「最近、大好きな歴史小説を読んでいると、10分くらいで眉間が痛くなってきて、内容がちっとも頭に入ってこないんです」と肩を落としておられました。お話をお伺いすると、市販の簡易的なメガネ型ルーペでなんとか読もうとされていたそうです。趣味の時間が苦痛に変わってしまうのは、本当に悲しいですよね。これは、年齢とともに手元にピントを合わせる力が変化してきている自然なサインなんです。

読書用メガネは、本を読む姿勢や距離(約30〜40cm)にピンポイントで度数を合わせた、オーダーメイドの手元専用メガネのことです。
「老眼鏡」というと、なんだか年寄りじみていて抵抗がある、という方もいらっしゃるかもしれませんね。一般的な老眼鏡(既製品)と、きちんとお作りする読書用メガネの違いを、少し整理してみましょうか。
| 項目 | 一般的な既成老眼鏡 | 読書用メガネ(手元専用) |
| 度数の設定 | 左右同じ度数で大まかに設定 | 左右それぞれの目に合わせた精密な度数 |
| 黒目の位置(PD) | 平均的な位置で固定 | お一人おひとりの黒目の位置にぴったり合わせる |
| ピントの距離 | 決まった距離のみ | 椅子に座るか、寝転がるかなど、読む姿勢に合わせた距離 |
| 目の負担 | 長時間使用すると疲れやすい | 負担が少なく、長時間の読書も快適 |
このように、お一人おひとりの「視生活」に合わせてお作りするのが、読書用メガネの最大の特徴です。ご参考までに、年齢による度数変化の目安をお伝えしますね。
| 年齢の目安 | 度数の目安(お手元用) |
| 40代前半〜後半 | +1.00 〜 +1.50 |
| 50代前半〜後半 | +1.50 〜 +2.00 |
| 60代前半〜後半 | +2.00 〜 +2.50 |
| 70代以上 | +2.50 〜 +3.50 |
※あくまで一般的な目安ですので、ご自身の目の状態を正しく見極めることが大切です。
人間の目は左右で度数が違うことがほとんどであり、黒目の間の距離もお一人おひとり異なります。
市販の老眼鏡を掛ければとりあえず見えるから大丈夫、と思っていらっしゃる方に、少しだけ専門家としての裏話をお話しさせてくださいね。実は、右目と左目の間の距離(瞳孔間距離)は、お顔の骨格によって人それぞれ全く違います。既製品の老眼鏡は左右が同じ度数で、黒目の距離も平均値で作られています。それを無理に掛け続けると、見えてはいるけれど、脳が一生懸命ピントを合わせようとして、ひどい疲れや肩こりの原因になってしまうことがあるんですよ。お店でお客様のお目元を測定させていただくと、「私の目って、左右でこんなに違ったんですね」と驚かれる方がとても多いんです。
あなたの目の個性と読書のスタイルを見極め、両眼視測定と1ミリ単位の緻密な調整で、あなただけのメガネをお作りします。
私たちメガネのタナカヤでは、ただ視力を測るだけでなく、両眼視測定という方法で、右目と左目がどのようにチームワークを発揮しているかをじっくり測定いたします。そして、ここからが一番大切なのですが、私たち1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)は「1ミリ単位の緻密なフィッティング」に命を懸けています。
どんなに正確に度数を合わせても、メガネがずり落ちてしまったり、レンズと目の距離が少しでも離れてしまったりすると、見え方は途端に悪くなり、疲れやすくなってしまいます。お一人おひとりの鼻の高さ、耳の位置、そして視線の癖。それらをすべて考慮して、お顔にふんわりと、でもしっかりとフィットするようにフレームを調整いたします。お一人おひとりの骨格や視線の癖に合わせた1ミリ単位の緻密な調整が、見え方と疲れにくさを左右する最も重要な技術なのです。

メガネ作りに関するお客様からのご質問に、丁寧にお答えいたします。
A. もちろんです。当店でお作りいただいたメガネのフィッティング調整は、ご購入後いつでも無料で承っております。お顔や体型の変化に合わせて、心を込めて1ミリ単位の緻密な再調整をさせていただきます。
A. はい、喜んで承ります。今の目の状態を知ることは、快適な毎日を過ごすための第一歩です。無理におすすめすることは絶対にありませんので、南新町商店街へのお買い物のついでに、ふらっとお立ち寄りくださいね。
A. そのお気持ち、よく分かります。メガネは顔の一部になりますからドキドキしますよね。当店では、お客様のお顔立ちや雰囲気を拝見しながら、自然で若々しく見えるフレームを一緒にお探しします。色々ご試着いただいて、一番しっくりくるものを一緒に見つけましょう。
手元の文字がくっきり見えるようになると、本を読む時間はもちろん、日常の何気ない時間も見違えるように快適になります。
「ネットでいろいろ調べてみたけれど、結局自分にはどれが合うのか分からない」と悩まれる前に、ぜひ一度、お店でお話しを聞かせてください。長年、高松の皆様の目を見つめ続けてきたプロが、あなたの生活に寄り添って、最適な見え方を一緒に探してまいります。温かいお茶をご用意してお待ちしておりますね。
店舗情報:メガネのタナカヤ南新町本店
創業: 昭和13年(1938年)
住所: 香川県高松市南新町3-1
電話: 087-834-3734
営業時間: 10:00〜18:30
定休日: 水曜日
保有資格: 1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)
店舗情報
メガネのタナカヤの原点です。ご要望をおうかがいした上で、1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)が確かな技術と安心でお客様に最適なメガネをご提案いたします。お子様からシニア世代まで幅広いラインナップを揃えております。