2026.02.17

高松も三寒四温といいますか、暖かい日があったかと思えば、急に冬のような寒さに戻る日が続いていますね。南新町商店街を歩かれる皆様も、コートを着たり脱いだりと調節が大変そうです。
この時期は、新生活に向けてメガネを新調される方も多いのですが、同時に「花粉や乾燥でコンタクトレンズが辛いから、メガネで過ごす時間を増やしたい」というご相談も増えてきます。そんな時に、特に多く寄せられるのが「メガネにするとレンズの厚みが目立ってしまって、鏡を見るのが憂鬱になる」という切実なお悩みです。
「家の中だけで使うならいいけれど、職場でかけるのはちょっと・・・」と、ためらってしまうそのお気持ち、本当によく分かります。今日は、そんなレンズ度数の強い方にこそ知っていただきたい、フレーム選びのお話をさせてくださいね。
先日も、まさに同じようなお悩みを持ったお客様がご来店されました。「視力測定の結果、度数がかなり強くて。これまでどんなメガネを作っても、レンズが牛乳瓶の底のように分厚くなってしまうのがコンプレックスなんです」と、とても不安そうな表情でお話しくださいました。
近視の度数が強いと、レンズの外側(耳側)が厚くなりますし、どうしても目が小さく見えてしまいがちですよね。薄型レンズを選んでも限界があるし、もう諦めるしかないのかも・・・と思われている方も多いのではないでしょうか。
でも、どうぞご安心ください。実は、レンズの厚みを目立たせない最大の秘訣は、レンズそのものの種類よりも、「フレームの選び方」にあるんです。選び方ひとつで、仕上がりの印象は劇的に変わりますよ。
レンズの厚みを目立たなくするには、「レンズサイズを小さく選ぶこと」「リム(枠)で厚みを隠すこと」「瞳の位置を中心に合わせること」が重要です。
ここでは、専門的な知識がなくてもすぐに実践できる、具体的な選び方のコツをお伝えしますね。

近視のレンズは、中心が一番薄く、外側に行くほど厚みが増す構造になっています。つまり、レンズの横幅が広い大きなフレームを選ぶと、一番厚い部分まで使うことになり、どうしても厚みが目立ってしまいます。 逆に、レンズの横幅が小さい(玉型サイズが小さい)フレームを選べば、レンズの厚い部分を削り落とすことができるので、驚くほど薄く仕上がります。「小さいメガネなんて流行りじゃないわ」と思われるかもしれませんが、最近はクラシックなデザインなど、小ぶりでお洒落なフレームがたくさんありますよ。
金属の細いフレーム(メタルフレーム)はすっきりとして素敵ですが、レンズの厚みがそのまま露出してしまいます。強度近視の方におすすめなのは、プラスチック素材のフレームや、金属でもリム(縁)に厚みを持たせたデザインです。 フレーム自体の厚みがレンズの厚みを覆い隠してくれるので、横から見られた時の印象がまったく違います。「レンズが飛び出している感」を、フレームのデザインとして馴染ませてしまうテクニックですね。
これが意外と見落とされがちなのですが、お顔に対してフレームが大きすぎると、黒目の位置が内側に寄ってしまい、耳側のレンズの余白(厚くなる部分)が増えてしまいます。 黒目がレンズのほぼ真ん中に来るようなサイズを選ぶことが、レンズを最も薄く、軽く、そして目を自然な大きさに見せるための黄金ルールです。

私たちは、ただフレームを選ぶだけでなく、加工の段階でも「いかに美しく見せるか」にこだわっています。
例えば、レンズの側面(コバ)の磨き方ひとつでも見え方は変わります。ピカピカに磨きすぎると、光が反射してかえって厚みが目立ってしまうことがあるんです。そういった場合は、あえて少しマットに仕上げるなど、お客様の度数や選ばれたフレームに合わせて、1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)が経験に基づいた判断で加工を行っています。
また、どんなに良いフレームを選んでも、お顔に乗せた位置がずれてしまっては意味がありません。私たちが最も大切にしているのが「フィッティング」です。お一人おひとりの骨格や耳の高さ、鼻筋に合わせて、1ミリ単位で調整を行います。 正しい位置で掛けることで、見え方の質が上がるだけでなく、メガネ自体が軽く感じられ、レンズの厚みも最も目立たない位置で安定するんです。
いいえ、残念ながらレンズを薄くするだけでは限界があります。屈折率の高い薄型レンズは効果的ですが、それでも大きなフレームを選ぶと厚みは出てしまいます。「適切なサイズのフレーム選び」と「薄型レンズ」を組み合わせるのが、最もきれいに仕上げるコツです。
「ボストン型」や「ラウンド型」といった、丸みのあるデザインがおすすめです。四角いフレームに比べて、レンズの角(一番厚くなる部分)がカットされるため、物理的にレンズが薄くなりやすいのです。柔らかな印象にもなるので、女性にも男性にも人気ですよ。
はい、おおよその目安をお伝えすることは可能です。測定した度数と、選んでいただいたフレームの形状から、仕上がりの厚みを計算し、シミュレーションさせていただきます。不安なまま注文することのないよう、しっかりご説明しますのでご安心ください。
「メガネをかけると印象が悪くなる」と思ってしまうのは、本当にもったいないことです。 適切なフレームを選び、きちんとお顔に合わせて調整すれば、メガネはあなたの表情を豊かにする素敵なアクセサリーになります。
「私の度数だと、どんなフレームが合うのかしら?」と思われたら、ぜひ一度、南新町のメガネのタナカヤへ遊びにいらしてください。 測定やご相談だけでも大歓迎です。あなたにぴったりの一本を、一緒にお探しできることを楽しみにしています。
なお、他店様で購入されたメガネの調整についてもご相談を承っておりますが、こちらは有料での対応とさせていただいております。責任を持って調整させていただくためですので、どうぞご了承ください。
店舗情報:メガネのタナカヤ南新町本店
創業: 昭和13年(1938年)
住所: 香川県高松市南新町3-1
電話: 087-834-3734
営業時間: 10:00〜18:30
定休日: 水曜日
保有資格: 1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)
店舗情報
メガネのタナカヤの原点です。ご要望をおうかがいした上で、1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)が確かな技術と安心でお客様に最適なメガネをご提案いたします。お子様からシニア世代まで幅広いラインナップを揃えております。