香川のメガネ屋メガネのタナカヤ高松南新町店

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眼鏡屋コラム

古いメガネ、どうしてる?下取りや処分の方法と、新しいメガネへの切り替え時

年の瀬の大掃除、引き出しの奥から「懐かしいメガネ」が出てきませんか?

12月25日、クリスマスですね。高松の街も賑わっていますが、これが過ぎるといよいよお正月へ向けてラストスパート。年末の大掃除に取り掛かっている方も多いのではないでしょうか。 寒さと乾燥でお掃除中の手荒れも気になる季節ですが、それと同じくらい、普段は見ない場所を整理していて「あれ、こんなところに?」と発見があるのもこの時期ならではですよね。

実は、この時期になるとお店でよく話題になるのが「引き出しから出てきた古いメガネ」のことなんです。 「度数も合わないし、デザインも古いし、もう捨てちゃおうかな」 そう思ってゴミ袋に入れる前に、少しだけプロの話を聞いていただけませんか? もしかすると、そのメガネ、まだ大切な役割を果たせるかもしれませんよ。

「あぁ、捨てなきゃよかった!」となる前に知っておきたいこと

古いメガネはすぐに処分せず、まずはフレームの状態やレンズの劣化具合をプロに見てもらうことをおすすめします。

先日ご来店されたお客様との会話なのですが、「家の大掃除をしていたら昔のメガネが出てきたんだけど、サビていたしレンズも汚かったから、燃えないゴミに出してしまったよ」とおっしゃる方がいらっしゃいました。 詳しくお話を伺うと、そのフレームは非常に作りの良い、今では手に入りにくい素材のものだったんです。 「あらまぁ、もったいない!磨けばピカピカに蘇ったかもしれません・・・」とお伝えすると、お客様も大変悔しがっておられました。

私たち眼鏡店からすると、レンズは消耗品ですが、良いフレームはメンテナンス次第で長く使える「資産」のようなものです。 ご自身の予備用としてはもちろん、災害時の非常用持ち出し袋に入れておくメガネとしても活用できます。まずは「捨てる前に一度、お店に持っていく」のが一番の正解なんですよ。

そのメガネ、まだ使える?替え時のサインと処分の方法

レンズのコーティング剥がれや変色が見られる場合は寿命ですが、フレームが生きていればレンズ交換だけで復活可能です。

では、具体的にどう判断すれば良いのか、プロの視点で解説しますね。

1. 新しいメガネへの「切り替え時」のサイン

レンズの表面を見てみてください。光に当てたとき、細かなヒビ割れのようなもの(クラック)や、コーティングの剥がれはありませんか? プラスチックレンズは熱や経年変化に弱く、寿命はおよそ2〜3年と言われています。 また、見え方の面でも「近くを見ると疲れる」「夜の運転が以前より怖い」と感じる場合は、視力や調節力が変化しているサインです。 特に40代以降は「見え方の質」が数年で変わることが多いので、レンズの寿命=目の再測定のタイミングとお考えください。

2. どうしても処分する場合の方法

「フレームが折れている」「樹脂がボロボロになっている」など、物理的に壊れてしまっている場合は処分の対象になります。 メガネは、レンズ(プラスチックやガラス)、フレーム(金属やプラスチック)、鼻パッドなど、複数の素材でできています。 高松市をはじめ、地元の自治体のゴミ分別ルールに従って処分いただくのが基本ですが、素材によっては分別が必要な場合もあります。 ご自身での処分に迷われたら、私どものような眼鏡店にお持ち込みください。年に1度、メガネ供養を行っておりますので、そちらにお持ちいたします。

メガネのタナカヤだからできる、古いメガネの活用術

私たちは1級眼鏡作製技能士として、お手持ちのフレームにお顔に合わせた最適なレンズを入れ、1ミリ単位のフィッティングで蘇らせます。

「他のお店で買ったフレームなんだけど、レンズだけ入れ替えられる?」 はい、もちろん可能です。 ただし、古いフレームは素材が硬くなっていたり、見えない部分に疲労が溜まっていたりすることがあります。 そこで私たち「メガネのタナカヤ」の出番です。

単にレンズを入れ替えるだけではありません。 まず、そのフレームがレンズ交換の圧力に耐えられるかを慎重に見極めます。 そして何より大切なのが、昭和13年の創業以来、私たちが最もこだわっている「フィッティング(掛け心地の調整)」です。

昔のメガネは、今のあなたのお顔の骨格や、耳の位置に合っていないことがほとんどです。 いくら新しいレンズを入れても、焦点の位置がズレていたり、締め付けが強すぎたりしては、見えにくいだけでなく頭痛や肩こりの原因になってしまいます。 私たちはお一人おひとりの骨格や視線の癖に合わせて、1ミリ単位で緻密な調整を行います。 「昔のメガネなのに、新品のときより掛けやすい!」 そう言っていただけるよう、心を込めて調整させていただきます。

よくあるご質問 Q&A

Q. レンズの度数が合わなくなったメガネ、フレームだけ再利用して安く済ませたいのですが・・・。

A. はい、大歓迎です!フレームの状態を確認させていただき、問題なければレンズ代のみで新しいメガネとして蘇らせることができます。愛着のあるフレームを長く使っていただけるのは、私たちにとっても嬉しいことです。

Q. レンズに傷がついたのですが、傷だけ消すことはできますか?

A. 残念ながら、一度ついた傷やコーティングの剥がれを修復することはできません。無理に磨くと度数が変わってしまい目に悪影響を与えますので、レンズの交換をおすすめしています。

Q. 他店で購入したメガネの調整や、下取りはしていますか?

A. 他店様でご購入されたメガネの調整も承っておりますが、その際は「有料」でのご対応とさせていただいております。また、下取り(買取)は行っておりませんが、不要なメガネの引き取り(回収)は可能ですので、お気軽にご相談ください。

大掃除で見つけたメガネ、捨てる前に一度メガネのタナカヤへ

年末の大掃除、せっかく出てきたメガネを「ゴミ」にしてしまうのは、少し寂しいですよね。 もしかするとそのメガネは、あなたの視生活を助ける頼もしいパートナーとして復活するかもしれません。

「これ、まだ使えるかな?」 そんな軽い気持ちで構いません。南新町へのお買い物のついでに、ふらっと遊びに来る感覚でタナカヤへお持ちください。

もし調整が必要な場合は、他店様のものでも喜んで拝見します(調整は有料となりますこと、ご了承くださいませ)。 年内は29日まで営業しております。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

店舗情報:メガネのタナカヤ南新町本店

創業: 昭和13年(1938年)

住所: 香川県高松市南新町3-1

電話: 087-834-3734 営業時間: 10:00〜18:30

定休日: 水曜日

保有資格: 1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)

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店舗情報

  • 名称メガネのタナカヤ南新町本店
  • 住所香川県高松市南新町3-1
  • TEL 087-834-3734
  • 営業時間10:00~18:30
  • 定休日水曜定休

メガネのタナカヤの原点です。ご要望をおうかがいした上で、1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)が確かな技術と安心でお客様に最適なメガネをご提案いたします。お子様からシニア世代まで幅広いラインナップを揃えております。

店舗外観
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