香川のメガネ屋メガネのタナカヤ高松南新町店

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眼鏡屋コラム

「単焦点」と「多焦点」レンズの根本的な違い、どちらが私のライフスタイルに合っているの?

年末のお忙しい時期、目の疲れを感じていませんか?

高松の街もすっかりクリスマスや年末の空気感で賑わってきましたね。南新町商店街も、お買い物を楽しむお客様の活気で溢れています。

さて、この時期になると大掃除や年賀状の準備など、普段よりも手元の細かい作業が増える方が多いのではないでしょうか。寒い日が続きますから、暖房の効いたお部屋で長時間テレビを見たり、スマートフォンを眺める時間も長くなりがちですよね。

そんなふうに過ごしていて、「あれ?なんだか最近、ピントが合いにくいな」「夕方になると目がしょぼしょぼするな」と感じることはありませんか? 見えにくさや疲れは、実は体からの「そろそろメガネを見直すタイミングですよ」というサインかもしれません。今日は、多くのお客様が迷われる「レンズの種類」について、少しゆっくりお話しさせてくださいね。

「遠くは見えているのに・・・」というお悩み、実はとても多いんです

先日、高松市内からお越しくださった50代のお客様も、まさに同じようなことでお悩みでした。「運転免許の更新は問題なかったから遠くは見えているはずなんだけど、スーパーで値札を見るときや、家で新聞を読むときに、どうもメガネを外したくなってしまうの」とおっしゃるのです。

詳しくお話を伺うと、「遠近両用(多焦点)という言葉は聞くけれど、なんだか揺れたり歪んだりして怖いイメージがあるし、今のメガネ(単焦点)のままでなんとかならないかと思って・・・」と不安そうなお顔をされていました。

このお気持ち、本当によく分かります。今までひとつのメガネで見えていたものが、見えにくくなるというのは、誰でも戸惑うものですし、新しい種類のレンズに変えるのは勇気がいりますよね。でも、実はこの「見え方の違和感」を我慢して使い続けるほうが、目にも体にも負担をかけてしまうことがあるんです。

そもそも「単焦点」と「多焦点」は何が違うの?

単焦点レンズは「ひとつの距離」専用、多焦点レンズは「複数の距離」を見るために設計されたレンズです。

単焦点レンズとは

これは、レンズ一枚のどこを見ても度数が変わらない、一番なじみのあるレンズです。「遠く専用」なら運転や映画鑑賞に最適ですし、「近く専用(老眼鏡)」なら読書や手芸に特化しています。視野が広くて歪みが少ないのが良いところですが、遠く用のメガネで近くを見ようとするとピントが合わなくて疲れてしまう、というのが弱点です。

多焦点レンズ(累進レンズ)とは

いわゆる「遠近両用」などがこれにあたります。レンズの上の方には遠くを見る度数が、下の方には近くを見る度数が入っていて、その間がなだらかにつながっています。これ一本で、運転もできれば、お買い物の際のレシート確認やスマホ操作もスムーズに行えます。

あなたのライフスタイルにはどちらが合う?

これは「普段、どの距離を一番長く見ているか」で決まります。

運転やお出かけが多い方: 遠くから手元まで幅広くカバーできる「遠近両用(多焦点)」が便利です。掛け外しの手間が減り、活動的に過ごせます。

デスクワークや家事がメインの方: 実は遠近両用よりも、室内や手元の視野が広い「中近」や「近々」といった種類の多焦点レンズ、あるいは手元専用の「単焦点」の方が楽な場合があります。

私たちの店頭での「裏話」を少しお話しすると、実は多焦点レンズは「遠近」だけではないんです。「室内用」に特化したレンズを選ぶだけで、パソコン作業の疲れが劇的に減って、「もっと早く相談すればよかった!」と驚かれるお客様が本当に多いんですよ。

メガネのタナカヤだからできる、あなただけの「見え心地」

レンズ選びで一番大切なのは、「あなたの目の使い方」と「レンズの位置」を正確に合わせることです。

昭和13年創業の経験と「両眼視測定」

私たちは、ただ視力を測るだけでなく、両方の目をバランスよく使えているかを見る「両眼視測定」を大切にしています。左右の目のチームワークがうまくいっていないと、どんなに良いレンズを使っても「なんだか疲れる」という原因になってしまうからです。

1ミリ単位の「フィッティング」がカギ

そして、多焦点レンズを使う上で命とも言えるのが、お顔に合わせた調整(フィッティング)です。 多焦点レンズは、見る位置によって度数が変わる精密な作りをしています。そのため、メガネが鼻から少しズレ落ちているだけでも、本来の「見えるポイント」から外れてしまい、「見えにくい」「クラクラする」という不快感につながります。

私たち1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)は、お一人おひとりの骨格や、物を見るときのアゴの上げ下げの癖まで計算に入れて、1ミリ単位でフレームを調整します。このひと手間があるからこそ、初めての多焦点レンズでも「あ、自然に見える!」と喜んでいただけるんです。

よくあるご質問 Q&A

Q1. 遠近両用レンズは「慣れるのが大変」と聞きますが本当ですか?

最近のレンズ設計はとても進化していて、昔に比べると揺れや歪みはかなり軽減されています。ただ、やはり慣れには個人差があります。メガネのタナカヤでは、無理に強い度数を入れるのではなく、まずは違和感の少ない度数から始めていただくなど、お客様のペースに合わせてご提案しますのでご安心ください。

Q2. 今持っているフレームのレンズだけ交換することはできますか?

はい、フレームの状態を確認させていただき、問題なければレンズ交換のみでも承っております。ただ、多焦点レンズにする場合は、レンズの縦幅がある程度必要になりますので、一度フレームをお持ちになってご相談ください。

Q3. お店で相談するだけでも大丈夫ですか?

もちろんです!まずは測定だけでも大歓迎です。ご自身の目の状態を知るだけでも、これからの対策が見えてきますよ。南新町へのお買い物のついでに、ふらっと立ち寄ってくださいね。

年末年始を快適な視界で過ごしませんか?

「そろそろ見えにくくなってきたかな?」と感じたら、それは目が「楽をさせてほしい」と言っている合図です。 インターネットで調べるだけでは、本当に自分に合ったレンズがどれなのか、なかなか判断が難しいものです。

メガネのタナカヤでは、私たちプロのスタッフが、お客様の暮らしぶりやお困りごとをじっくり伺いながら、最適なレンズをご提案します。測定やご相談だけでも構いません。年越し前に、目のモヤモヤをすっきり解消して、気持ちよく新年を迎えませんか?

他店で購入されたメガネの調整も、有料とはなりますが承っております。掛け心地が気になる方も、ぜひお気軽にお持ちください。 皆様のご来店を、温かいお茶をご用意してお待ちしております。

店舗情報:メガネのタナカヤ南新町本店

創業: 昭和13年(1938年)

住所: 香川県高松市南新町3-1

電話: 087-834-3734 営業時間: 10:00〜18:30

定休日: 水曜日

保有資格: 1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)

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店舗情報

  • 名称メガネのタナカヤ南新町本店
  • 住所香川県高松市南新町3-1
  • TEL 087-834-3734
  • 営業時間10:00~18:30
  • 定休日水曜定休

メガネのタナカヤの原点です。ご要望をおうかがいした上で、1級眼鏡作製技能士(国家検定資格)が確かな技術と安心でお客様に最適なメガネをご提案いたします。お子様からシニア世代まで幅広いラインナップを揃えております。

店舗外観
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